授乳中に摂るべき野菜と果物
授乳中に乳質をよくする野菜
授乳中は赤ちゃんから目を離すことができないので、とにかくゆっくり調理している暇もありません。しかし、授乳中は食事管理を怠ることができません。
野菜類も母乳の乳質を向上させる食材ですから積極的に摂取しましょう。特に根菜類、葉菜類がオススメです。旬の野菜を選ぶと、味も美味しい上に栄養価も抜群ですから、赤ちゃんにとってもよい栄養素になります。
ただし、旬を過ぎてしまった野菜は生命力も弱まっていますし、身体を冷やしてしまう夏野菜を寒い時期に食べると冷えの原因にもなります。筍や山菜などアクの強い野菜も授乳中は避けた方が無難です。
野菜などは特に好き嫌いもあるでしょうから、あまり過剰に気にし過ぎてストレスを感じるようになったら意味がありません。なるべくというスタンスも大切です。
授乳中に乳質を悪くする果物
授乳中は糖分を摂り過ぎて赤ちゃんにとっておいしくない母乳がつくられないように気をつける必要があります。果物ならビタミンCも多いのでお菓子類よりは安心ですが、身体を冷やす梨や柿には要注意です。
果物を食べる場合は旬の果物を少量午前中にいただきましょう。りんごやみかん、バナナなら1日1個、1本程度で、スイカなら1切れで我慢しましょう。特に果物が好きではない場合、身体が甘いものを求めていない場合は無理して食べる必要はありません。