便秘の対策もしておきましょう

便秘の原因は人それぞれ

便秘の対策を妊娠前から取り組んでおくと、妊娠中少しでも楽になります。便秘になる原因は個人差がありますから、まずはなぜ自分が便秘体質なのか、分析することから始めましょう。

 

 

1週間に2日以下しか排便がないと、便秘と定義されます。回数の他、排便があっても量が極端に少ない場合、だすのに苦しい思いをする場合、硬すぎる便、柔らかすぎる便しかでない場合も、便秘体質と言えるでしょう。残便感にも要注意です。

便秘の原因は様々で、骨格の歪みからスムーズな排便が難しい場合もありますし、腹筋、横隔膜の筋力が乏しいため、便を排出する力が足りず便秘状態になることもあります。

その他水分不足や食物繊維不足、睡眠不足やストレスによって自律神経が不安定になることが便秘の原因になっている可能性もありますし、薬の副作用、糖尿病、甲状腺機能低下症など他の病気の影響で排便困難に陥っている可能性も考えられます。

特に注意したいのが、下剤や便秘薬の乱用による便秘です。妊娠中は赤ちゃんに負担をかけないよう、便秘薬の服用は禁物です。便秘薬が原因で流産するケースも報告されていますから下剤もNG。普段便秘薬や下剤に頼っていると、いざ妊娠した時に困ってしまいますから、妊娠前から自分の便秘原因を突き止め根本的な解決を目指す必要があります。

 

妊娠中は便秘体質になりやすい

私は女性では珍しく便秘体質ではありませんが、妊娠中は身体を動かしにくいことも影響したのか、たまに便秘気味になりました。妊娠中、便秘体質になる妊婦さんは大勢いますし、もしどうしても辛い場合は病院に相談しましょう。

妊婦さんでも問題なく服用できる処方薬もありますし、オリゴ糖やビフィズス菌などのサプリメントもオススメです。できれば薬に頼る前に乳酸菌や食事対策で排便を促しましょう。