妊娠後期の葉酸対策
葉酸は分娩をスムーズにする
葉酸を必ず摂取するよう厚生労働省からも推奨されているのは、少なくとも妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの妊娠初期です。妊娠後期も母体の貧血防止のために充分量を補給した方がよいです。また、授乳中も継続して積極的に摂り入れたい栄養素の代表格でもあります。
私も食べ物と同じように内臓に負担なく吸収されるドクターズチョイスのオーガニック天然葉酸を、1日に2〜4粒飲んでいました。食欲がない日でも小粒なのでスムーズに飲み込めましたし、分娩時の貧血が本当に怖かったのでせっせと葉酸をたっぷり含むゴールデンキウイも食べていました。
ゴールデンキウイは普通のグリーンキウイと比べると、酸味が少なく甘いので値段も多少高くなっていますが、葉酸に関していえば、ゴールデンキウイの方が含有量が豊富です。
葉酸や鉄分は絶対補給
貧血状態が続くと体力が充分にない状態になってしまいます。いざ分娩という時、微弱陣痛が続いて中々赤ちゃんが生まれないケースが多いそうです。私はただでさえ高齢出産であり、元々貧血体質だったこともあって、分娩中意識を失うような事態は避けたいと思っていたため、貧血対策には特に真面目に取り組みました。
貧血というと鉄分不足がすぐに思い浮かぶかも知れませんが、実は葉酸も血液をつくる大事な栄養素です。妊娠の有無に関わらず、葉酸不足による貧血は葉酸欠乏症の1つとされます。
それに、分娩の時はとにかく大量に血が流れます。普段特に貧血症状を自覚していない方でも、普段より葉酸や鉄分に対しては意識しておいた方が安心です。
私も産後すぐ自分で赤ちゃんのお世話をしたいと考えていたので、妊娠中も体力が衰えないよう頑張りました。
自分の母親や義母には任せず、旦那さんと協力して自分たちだけで頑張りたい、と決意している女性にとって、妊娠中の体力作りと共に貧血予防は重要な産後対策のひとつです。