妊娠初期の葉酸対策
葉酸サプリは少なくても妊娠3ヶ月までは継続
葉酸サプリは妊娠1〜3ヶ月前から妊娠3ヶ月までの期間、赤ちゃんの先天異常リスクを低減させるためにも必ず飲み続けましょう。
妊娠後期はもちろん、授乳中も継続して葉酸を摂取し続けるのが理想的です。どうしてもサプリが苦手なでも、せめてこの時期だけでも葉酸対策は欠かさないで下さい。
妊娠初期は流産しやすい時期ですから、赤ちゃんにとって万全な環境を整えるためにもいち早く妊娠に気づきたいものです。私も高齢出産年齢での妊娠、出産を経験していますが、やはり安定期を迎えるまでは本当に自分の身体に対しても恐る恐る接していました。
一般的に妊娠初期は妊娠4週目〜15週目、2ヶ月〜3、4ヶ月の時期が該当します。この時期はお腹の中で赤ちゃんが盛んに細胞分裂を繰り返し、脳や脊柱のもとになる神経管を形成する大事な時期です。
妊娠初期、母体を充分な葉酸で満たしておかないと、赤ちゃんの健全な発育が阻まれてしまいます。それに、お母さん自体重度の貧血に見舞われる恐れがあります。
妊娠中の貧血はハイリスク
私も元々貧血体質だったのを冷え対策などで徐々に体温を上げていきましたが、昔よく貧血でバタバタ倒れていたので妊娠中は特に気を遣いました。
普段なら具合が悪くなって倒れても恥ずかしい思いをするぐらいですが、妊娠中は打ちどころが悪ければ赤ちゃんにも負担がかかります。自分の血が足りない状態では、胎児にも質、量共に充分な血液が与えられないかも知れません。
基本的に母体が貧血状態になっても赤ちゃんへの鉄分補給が優先されるので胎児に即、悪影響が及ぶわけではありません。ただ重症化してしまった場合、栄養障害に陥った胎児が栄養、酸素不足状態になり発達障害が引き起こされる可能性もあります。葉酸は母体の貧血不足を予防する作用ももたらしますから、特に妊娠初期の葉酸摂取は欠かせません。