産後の抜け毛かびまん性脱毛症か

産後の抜け毛ではなく、びまん性脱毛症の可能性

葉酸は産後の抜け毛にも効くので、授乳対策も兼ねて出産後半年ぐらいは葉酸サプリを飲み続けましょう。私も妊娠する何ヶ月も前から葉酸サプリの摂取をスタートし、授乳後半年近く継続しました。トータルで2年近くはドクターズチョイスのオーガニック天然葉酸のお世話になっています。

 

 

産後の抜け毛は程度の差こそあれ妊娠した以上避けられない女性特有のトラブルです。出産を終えてから半年以上経過しても、一向に抜け毛が止まらないようならびまん性脱毛症という女性が発症しやすい脱毛症に移行している可能性があります。

産後脱毛症はホルモンバランスが安定すれば次第に改善します。産後の抜け毛とは異なり、びまん性脱毛症を発症してしまうと自然に回復することは望めません。医療機関でドクターに相談し、専用の治療を受ける必要があります。

 

頭部全体が薄くなるびまん性脱毛とは

びまん性脱毛を発症すると、頭部全体が薄くなってしまいます。髪自体も細くなってしまい、地肌が透けて見えてしまうので精神的にも辛い思いをします。

男性ホルモンの影響で髪が薄くなる男性特有のAGAとは異なり、びまん性脱毛症の原因はストレスや加齢、生活習慣など原因が多岐に渡るのが特徴的です。原因さえ突き止めることができれば症状も改善しやすいので、普段の生活を見直すところから始めましょう。

男性も女性も40代に突入する頃から毛髪を生成する毛母細胞が活発に働かなくなるため、発毛力が衰えて髪の毛が生えにくくなる頭皮環境になってしまいます。

強いストレスも脱毛の原因になりやすく、頭皮の血行不良状態を引き起こしやすいので注意が必要です。産後太りを解消するため、急激に体重を落として栄養不足状態になり、頭皮に栄養が行き渡らないせいで髪が抜けることもあります。いずれにしても産後半年以上続く薄毛には要注意です。