妊娠前に葉酸を過剰摂取すると

過剰摂取が危険なのは合成葉酸

妊娠前から「食事+サプリメント」でしっかり葉酸を摂取する必要がありますが、妊娠前に葉酸を過剰摂取するとどういった悪影響が及ぶ可能性があるのでしょうか？

 

 

葉酸の1日摂取上限量は1,000mgと決められていますから、1,000mg以上の葉酸を妊娠前に摂取してしまった場合の影響を考えてみましょう。

 

過剰摂取すると怖いのは合成型葉酸サプリ

同じ葉酸でも天然型と合成型の葉酸サプリメントの2種類あります。この2種類で過剰摂取が心配なのは、合成型葉酸サプリメントです。恐ろしいことに日本で売れている葉酸サプリメントの大半は石油から作られた合成型です。

天然型ではない葉酸サプリメントを過剰摂取すると、赤ちゃんが喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質になる可能性が高まるそうです。またお母さん自身も合成葉酸サプリを摂り過ぎることでじんましんがでたり、発熱するケースもあります。

ただ、私が愛飲している100%天然型オーガニック葉酸サプリのドクターズチョイスのように、食べ物から有効成分を抽出している天然葉酸の場合、食事同様多少摂り過ぎてもそういった悪影響を母体、胎児に与える可能性はありません。

そもそも葉酸自体水溶性ビタミンで余分な分はおしっこなどで身体の外に排出されますし、妊娠前は意識して多め多めに摂取する必要があります。

もちろん身体に直接被害が及ばなくても、1日上限量を超える葉酸摂取は天然型であろうと無駄になってしまうので、妊娠前なら1日400μgの葉酸量を目安にサプリメントを上手に活用して下さい。